クレジットカードが悪用された時の支払い義務は誰に発生する?

クレジットカードの請求額を見て「こんなに利用した覚えがない」といった場合は他人に悪用された可能性があります。

もしクレジットカードが悪用された場合、支払い義務は誰にあるのでしょうか。盗難保険や、その適用条件についてもご紹介します。

クレジットカード悪用時の支払い義務
  • 基本的には会員に支払い義務は無い
  • クレジットカードの盗難保険で補償される
  • 盗難保険の適用条件にあてはまらないと補償されない
  • 最終手段は和解か裁判

クレジットカードを悪用された際の支払い義務

クレジットカードが悪用された場合、基本的に会員には支払い義務は生じません。

クレジット会社の調査によって、クレジットカードが確かに不正利用があったと判断した場合は盗難保険で対応することになります。

クレジットカード会社の盗難保険の適用条件に該当すれば、不正利用された額は全額補償されるので安心してください。

しかし、不正利用された理由によっては補償されないケースがありますので、まずは盗難保険の適用条件を確認しましょう。

盗難保険の適用条件

盗難保険により不正なカード利用が補償されるケースは以下の通りです。

  • 個人情報が流出してしまい、クレジットカードが利用されてしまった場合
  • クレジットカードを紛失した、または盗難被害にあってから一定期間以内に起きた不正利用(この一定期間はクレジットカード会社により異なるため、確認が必要です)
  • クレジットカードの情報がスキミングされたことによりネットショッピングで利用された場合

盗難保険の適用条件にならない主なケース

また、反対に盗難保険により補償されないケースは以下の通りです。

  • 暗証番号が生年月日や車のナンバーなど、他人にわかりやすい番号に設定している場合
  • 暗証番号を忘れないためにと、カードの表面や裏面などに書いてある場合
  • カードの裏面に署名がされていない場合
  • 他人にクレジットカードを貸すなど利用規約に違反した行為をした場合
  • レジ会計をした際に、店員がクレジットカード情報を盗んだ場合

補償されないケースを見てみると、今すぐ対処すれば防げるものもあります。

万が一の時に備えて、できることはすぐに対処しましょう。

盗難保険には有効期限がある

盗難保険を利用することになれば、気づいた時点より60日前までの悪用された分は補償されます。

また、クレジットカード会社の判断によっては、半年や1年経過している悪用についても盗難保険の対象として扱われる場合もあります。

もし適用条件に当てはまらなかったら

万が一適用条件に当てはまらずに、盗難保険で補償されない可能性があるときは和解か裁判という方法があります。

国民生活センターなどの公的機関を活用し、無料でクレジットカード会社と和解の仲介をしてもらうことができます。

最終的には弁護士に相談という選択肢もあるということは知っておきましょう。和解や調停で、損害額は減額できる可能性もあります。

悪用に気づいた場合の具体的な対処方法

クレジットカードを悪用されたことが疑われる場合には、次のような対処をとりましょう。

クレジットカード会社に問い合わせる

問い合わせ

まずは、できるだけ早くクレジット会社に問い合わせをすることが大切です。

クレジット会社では365日24時間体制で不正利用に関する電話を受け付けています。ですから、少しでも早くクレジット会社へ連絡をし、現状を伝えましょう。

警察へ連絡をする

他人のクレジットカードを本人に許可なく使用することは犯罪です。

クレジットカード会社とともに、警察にも連絡をしてください。

警察に連絡をして事情を話せば、受理番号を知らせてもらえます。

この番号は、クレジット会社によって紛失または盗難による盗難保険が適用される際に必要となりますので、必ず控えておきましょう。

クレジットカード会社から確認されること

クレジットカード会社にクレジットカードを悪用された可能性がある旨を伝えると、いくつか確認の質問を受けます。

  • カードは手元にあるのか、それとも紛失しまったのか
  • インターネットで使用したことはあるかどうか
  • クレジットカードが他人の手に渡るような場所に保管していなかったか
  • 家族が利用していないか
  • 海外旅行や海外のサイトでクレジットカードを利用していないか
  • 本人認証サービスはしているか

主な質問としては、このようなものが挙げられます。

この回答をもとに、クレジットカードは悪用されたものであるかどうか?また、利用者の過失の有無も判断されますので、きちんと回答してください。

クレジットカード会社が対応してくれること

まずは、前述の質問をもとに、クレジットカード会社によって本当に不正利用されたものであるのかどうか、調査してもらうことになります。

この際、警察より知らされた受理番号を伝えるようにしてください。

クレジット会社の調査によって、クレジットカードが確かに不正利用だと判断された場合は、クレジット会社の盗難保険の手続きへと進むことになります。

不正利用と判断されたクレジットカードは利用することができなくなります。

新しい番号のクレジットカードが発行されますが、約2週間かかりますので、現在クレジットカードで定期的に支払っているものがある場合は注意が必要です。

本当に悪用かどうかも確認

ここまで、クレジットカードが悪用された場合の対処法について述べてきました。

しかし、警察に連絡をする前に、クレジットカード請求額や明細の内容は、本当に身に覚えが無いでしょうか。

もう一度確認をしておきましょう。よくある事例をご紹介します。

自分が購入していないか再確認する

毎月送られてくるクレジットカードの明細に自分で購入した覚えがないものが含まれていた時、その金額が大きければ大きいほど、びっくりしてしまうものでしょう。

まずは、本当に自分が購入していないかどうかを確認するようにしてください。

店舗でクレジットカードを利用して購入した場合、その情報はすぐにクレジットカード会社に伝わります。

ただ、中にはクレジット会社へ伝達されるまでに時間がかかる店舗や、クレジット会社の締め切り日までに伝達できなかったために翌月に請求される場合もあるのです。

そのため、家計簿をつけているようであればその内容と日時をよく確かめてみましょう。数ヶ月前の商品の請求だったのだと気付くことができるかもしれません。

家族がカードを使用していないかどうか聞く

家族

家族がカードを利用していると、本人は購入していなくても家族が使用した分が利用明細に記載されます。

本人には購入した覚えがないのですから、明細を見ても利用した覚えがないというのは当たり前です。

そこで、家族にカードを使用して商品やサービスを購入していないかどうか聞いてみましょう。

購入した店舗名の表記が異なっている場合も

店舗によっては、実際に商品やサービスを販売している店舗の名前とクレジットカードに登録されている会社の名前が異なる場合があります。

このような場合は特に、クレジットカードを悪用されたのではないかと疑ってしまうでしょう。

同じ金額で購入したものがないか家計簿を見返してみて、同じ金額の商品やサービスを購入していないか確認してください。

また、店舗に直接連絡をとり、クレジット会社の支払い先の名前と関係があるのかどうか、確かめてみることもおすすめします。

クレジットカード年会費の可能性も考える

使用しているクレジットカードのなかには、年会費が必要となる場合があります。

クレジット年会費と明細に分かりやすく表記されていれば、すぐに分かるでしょう。

しかし、クレジットカード会社によっては、年会費ではない表記によって明細に記載されていることもあります。

このような場合、クレジットカードが悪用されてしまったのではないかと疑ってしまいますよね。

クレジットカードを悪用されないためには

クレジットカードを悪用されないためにはどのようなことに心がけておいたら良いでしょうか。

  • 家族・友人であっても安易にクレジットカードを貸さない
  • 利用明細を必ず毎月確認する
  • 使っていないクレジットカードは解約する

クレジットカードを名義人以外が使用することは禁止されています。

この場合は盗難保険も対象外となりますのでくれぐれも注意しましょう。

また、使っていないクレジットカードを持っていることも危険です。個人情報へのアクセス手段を増やしていることと同じなので、使っていないクレジットカードは必ず解約をしましょう。

ショッピングサイトでの利用は特に危険

パソコン

これまでさまざまな手口をお伝えしてきましたが、やはりショッピングサイトで商品やサービスを購入する際にクレジットカード情報を入力する際が最も危険といえます。

ショッピングサイトを利用する際は、できる限り海外のサイトは避けるようにしましょう。

また、国内ショッピングサイトにおいても、ブラウザでサイトを見た際に、きちんとSSL対策がされているショッピングサイトかどうかを確認しましょう。

確認方法としてはとても簡単で、ショッピングサイトのURLが書かれている右側に「南京錠のマーク」が付いているかどうかで判断することができます。

SSL対応サイトの証明

このSSLが記載されていれば、そのサイトは安全性が高い通信技術を使用していると分かります(本サイトはSSL対応サイトです!)。

そして、頻繁にショッピングサイトを利用する人に多いのが、そのサイトにカード番号などを記録してしまうことです。

確かに支払いのたびにカード番号や期限などを入力するのは面倒なのですが、被害を避けるためにも、購入のたびに入力するようにしましょう。

クレジットカードが悪用されたら迅速な対応が大事

クレジットカードが悪用された時の支払い義務についてまとめです。
クレジットカード悪用時の支払い義務
  • 基本的にはクレジットカード会社が支払う
  • 盗難保険の適用条件に当てはまれば支払われる
  • 適用条件は利用者の過失が関係する
  • 過失とならないようすぐに対処できることはしておく
  • 納得いかなければ和解か裁判を利用する

クレジットカードが悪用された場合は、盗難保険の適用条件に当てはまれば悪用された分は補償されます。

近年では、悪用される手段も高度化しており、全ての悪用から身を守ることが難しいケースもあります。

すぐに対処できることもありますので、すぐに改善して安心してクレジットカードを利用できる環境を作っておくことも大切です。

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【クレジットカードのランキングについて】

当サイトのランキングは、「クレジットカード利用調査」の結果を元に作成しております。
調査元:金融Lab.
調査目的:クレジットカードに関する意識、利用方法、傾向についての調査
調査期間:2019年12月26日~。(定期集計)
調査対象:日本在住の全ての方
調査人数:1158人(2020年1月27日時点)
調査方法:インターネット上でアンケート調査
調査結果

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